毎日新聞の1面にePub縦書き対応のニュースが掲載される時代w

2010/12/30

電子書籍関係のネタをチェックしている方々であれば当然昨日の毎日新聞のePubフォーマットの日本語対応へのニュースはご覧になったかと思いますが、あれが1面にでかでかと載っていたのはご覧になったでしょうか?

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アプリもいいけど、PLAYBOYやナショジオなど膨大なバックナンバーの電子化はHDDでの販売がデフォになるのかな

2010/12/26

書籍の電子化について既存出版社の考え方は様々で、そこに印刷会社が絡むと版面権は自分たちの領域という認識もあり、新刊のコスト問題だけでなく、 バックナンバーの活用の面で写真や文章の権利関係の処理含め色々な課題山積で、こういった処理を任されている方のご苦労は相当なモノがあると推測されるの ですが、

米国のPLAYBOY誌はその内容的な面を含めAppleのプラットフォームを利用した電子書籍やアプリの配信はまあ無理でしょうって事は皆さんご理解いただけると思います(苦笑)


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速報その2 iBooksが見開き絵本に対応、販売価格も10ドル超えでビジネス的な弾みに期待大!

2010/12/17

昨晩アップしたエントリでは念願だったブラウザやその他のアプリからePubファイルを直接iBooksで開けるようになったというニュースと実際の様子をお伝えさせていただきました。

この機能を利用するためにiBooksのアップデートを行った訳ですが、そこの案内画面にはこんな文言があったわけですが、昨晩は直接ファイルが開けるほうに目がいってあまり注目せずにいたのですけど、

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・子供向けの絵本から美しいデザインのアートブックまで、イラスト漫才のブックをiBookstoreでダウンロードしてお楽しみいただけます。

とあり、この表示方式に対応した絵本が大量にiBookstoreに入荷されたとのことで、そのhtmlメールにはこんな感じで絵本の案内がされています。

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実際にこの絵本がどんなものか早速試してみることにして、その表示結果はこんな感じで、絵本ということなので基本的に見開き状態で見てもらう基本設計思想のようなのですが、iPhoneだとさすがにこれは表示としては辛いものがありますね。

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ただし、これがiPadで見ると全然話しは違ってきて、デフォルトの見開きもiPhoneと比較すると見やすさ全然段違い

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タップすると、iPadの768pixの高さに併せて表示が広がります、

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ピンチで、こういった倍率までは絵を拡大させることもでき、子供が大好きなキャラクターを楽しんだり出来ますし、手の込んだ絵本のタッチを確認することもきっと出来るでしょう。

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なおかつ、この絵本はテキスト情報は保持されたままになっており、このようにこれまでePubで実装されていた検索機能と同じことがこの絵本でも利用できるようになっています。

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それと今回気が付いた点としては、iBooksで販売されている絵本の価格がこれまでの電子書籍のイメージからすると今回リリースされたシリーズ、 10ドル前後のものが多いようで、この価格帯であればビジネス的にもそれなりの売り上げ規模が期待できるのではないか...と思った次第です。

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itunesconnectのほうで配布されている Publisher User Guide 1.4のほうにこのpicture booksについての記載がなかったので油断していましたけど、今日もこれから引き続き制作方法などについては調べて共有できそうな情報は適時ブログに掲 載していきたいと思います。

昨晩はちょうど絵本を外国語で出そうという打合せしていただけにこのニュースも嬉しいな~w

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速報!iBooksがアップデートで直接ePubファイルを開けるようになった!

2010/12/16

今日はシックスアパートさんが主催するProNet勉強会 vol.17が「ePublisher」の紹介とMovable Typeを利用した 電子書籍・電子ブック制作サービスというテーマで開催され、MT5のテーマに対応したePub形式のテンプレートセット、ePub/Mobi形式のファイ ルを生成してダウンロードするためのプラグイン「ePublisher」を開発しているアルファサードの野田さん、これまで当ブログでも数回ご紹介しているテーブルマークさんのePub制作実績を持つウィゾ・プロダクションの佐藤さんとご一緒させていただき、谷川さんと一緒に我々の電子書籍ビジネスへの取り組みについての話をさせていただきました。

自分で言うのもなんですが、この前のJAGATの集まりも良かったですが、今回も非常にバランスが絶妙で参加された方々だけでなく、わたし自身も勉強になることが色々ある素晴らしい勉強会でした。

こういう集まりの良いところは新しい人間関係、交流が生まれるところな訳ですが、実際今回も開催後にメールのやり取りをしていたらウィゾ・プロダク ションの佐藤さんからどうもiBooksがアップデートをしてiPad/iPhoneのSafariからダウンロードしたePubを直接iBooksで開 けるようになったらしい...という情報が届きまして、早速iBooksアップデートして

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試したら出来ましたよ、いとも簡単に!!

これまでオーサリングして表示テストするにもiTunesに接続して確認するとか制作の場面でもiBooksで直接開けないことの弊害は多かったの ですが、何よりSafaliやメールの文面からリンクを辿ってワンストップでiPadなりiPhoneでePubファイルの購入、

決済を済ませて、その場でファイルをiBooksで開いてもらうことが出来ないのは非常にストレスで、なおかつ日本版iBook Storeが開いていない状況ではePubで電子書籍ビジネスを展開しようとする人たちにとっては辛いものがありましたが、それも今日から解消ということ で、こんな嬉しいことはありませんね!!

早速わたしもJazzJapanを購入した際に送付されるらくらくダウンロードのアドレスにiPadから接続してファイルをダウンロードしてiBooksで開けることを確認。

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そして、iPhoneのほうで試しにevernoteとdropboxでepubファイルを開くテストをしてみたところこちらもファイルを開く候補 としてちゃんとiBooksが追加されており、iOS環境においてこれは大きな変化の一歩と言わざる得ない大きなニュースです!

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いや~~、ほんとこれはここ最近で嬉しいニュースの1番かもしれないw

こういう出会いの場を企画してくれたシックスアパートのF氏に感謝せねばです!!

JazzJapanの電子版はこちらからお求めいただけます!

追記です。今回のアップデートでは絵本への対応というのもあったようで、こんな感じでiBooksで絵本が見れますよってことでエントリアップしました。

GALAXY TABのような7インチ端末は欧米人より非力なアジア人が開拓していく分野かもしれない...それと老眼の人にも向いてるしw

2010/12/11

GALAXY TABの長期貸し出しマシンを貸与いただいてから2週間ほどが経過しました。

iPadを電子書籍端末として利用してもらうという側面から見た場合に、母艦必須にした事に疑問というか読書デバイスとして多くのユーザにiPadが行き渡ってもらうには母艦無しでも使えるほうが助かるのに...と愚痴をこぼしたことが相当な回数ありました(苦笑)

現在電子書籍のデモのために、iPhone,iPad,GALAXY TABの3台を持ちあるく生活になっているのですがiPhone,iPadのコンテンツ管理には当然ながらiTunesを利用しますが、GALAXY TABは母艦無しでも使える反面、画面キャプチャした画像とか映像・音楽コンテンツの管理にmicroSDカードも使えますが、やはりPCに接続して管理 できたほうが作業が簡単な場合もそれなりにあります。

こういう場合GALAXY TABの場合、Samsungが配布しているKiesというアプリを活用することになります。KiesはSamsungケータイ向けのバックアップ機能、転送機能、マルチメディア管理機能が利用できるソフトでWinXP/Vista/Windows7で動作します。

Kies

Samsung Kiesの見た目は、さも接続されたデバイスのOSのように動作するアプリで、上記のようなコンテンツ管理機能の他にYotube,Facebook,Myspace,Flickrとの連携機能も備えています。

このアプリ言語として日本語も提供されている事もありがたいですが、、UIデザインもかなり優れていてマニュアルが無くても基本的な操作で困ること はないだろうという非常に素晴らしい出来栄えで、このアプリだけでMP3,WMA,OGG,WAVに対応したCDのリッピング、ビデオのコンバートも出来 てしまいます。

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GALAXY TABですと音楽を聴くことでの用途も当然満たしてくれますが、7インチの画面(1024x600ピクセル)が重宝するのは映像コンテンツを手軽に楽しめる点がこの2週間の利用体験で一番メリット感じている面。

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さらに重さ380グラムということで、片手での操作も苦になりませんし、縦型でメールの読み書きをした場合、1画面で表示できる文字(情報)量が少 なすぎず、多すぎずって良い感じな事、ソフトウエアキーボードが縦長時でもちゃんとスペース確保されているので、細かい操作が苦手になってきている中高年 ユーザにもきっと受け入れられる仕様ではないかと思います。

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この大きさですと、両手持ちでメールへの返信を簡単な文面で処理するなら苦になりません。

また谷川さんがアンドロイド端末の入力の事に触れられていましたが、Samsungの場合オムロンと組んでいるらしく、GALAXY TABの日本語キーボードの設定画面ではiWnn IME for Samsung ver1.35というのが使われているようで、メールのやりとりをGALAXY TABでやる分に不便を感じたことはまだ無いですし、繰り返しとなりますが、iPhoneだとキーが小さすぎる、iPadだとその重さからどこかに置かな いと操作しにくい...という不満を感じてこられた方々には7インチと380グラムというデバイスにきっと可能性を感じる(購入意欲をそそられる)のではない か?と思います。

iPadが対面での説明、解説の場面での優位性を7インチの端末が奪うとは思えませんが、あくまで自分だけのための情報を扱うという観点で見た場合、7インチ端末は非常に魅力を感じるところがあります。

場合にもよりますが、GALAXY TABはモバイル機器として認識されるのでPC用と携帯用で表示を自動的に切り替えるサイトではモバイル用のコンテンツが表示され、これが不便だ...と感じ ることがあるかもしれません(ちなみにアマゾンではモバイル用ページには視聴ボタンはついていないので、せっかくFLASHが再生できるのがウリでも、試 聴ページには普通につながらないという例があったりします)

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また、GALAXY TABに搭載されているePubビューワーやら様々なアプリは7インチ用に表示切替をしている訳ではなさそうで、iBooksがiPhone用、iPad 用で表示の解釈が違う事だったり、iPhone向け、iPhone/iPad互換、iPad専用で提供されているApple陣営のアプリと比較した場合、 当然ながらこの側面においてもメリット、デメリットを感じる事となります。

例として、これも繰り返し言っていることのひとつですが、ひとつの確定したレイアウトとしてA4サイズの原稿をPDF化したものをiPhoneなり スマートフォン、7インチタブレットで表示した場合、40代中盤以降の人とか、目があまり良くない人には文字を読むだけでも苦痛を伴う事になってしまい、 この点においてiPadの10インチ縦型表示の意味を感じる事ができます。

対してスマートフォンの画面ではプレーンテキストでスクロールしながら文章を読んでいくのは別段問題を感じませんが、1ページあたりで表示できる情 報量がもう少しあっても良いかな...と感じつつも、ここはデバイスが手のひらサイズで一番お手軽に扱えるわけですから、スマートフォンにおいてはその手軽さ がまずは大事という事になりますね。

そして、この7インチタブレットで、スマートフォン表示状態をそのままででかくした場合、見た目のデザインとしての美しさとか、緻密さを感じる事は 残念ながらないのですけど、老眼で悩み始め、どうも小さい文字は辛い...という方々に一例として「青空読手」の表示例をご紹介しつつ、このような方々には GALAXY TAB、一度は実機を触ってみる事をお勧めしたいと思います。

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Google eBookstoreのAndroid用アプリが見当たらない!?

2010/12/09

もう何から書き始めていいのか分からないほど電子書籍流通の足がかりが整備されつつあります...って残念ながらまだ米国だけですけどね(苦笑)

たまたま昨日もePub利活用についてミーティングしている中でPCユーザがどういう環境でePubを閲覧するのか?ということろがネックになる場 面があったのですが、Kindle for the WebやGoogle eBookstoreの本格稼動していくなかで、自分のアカウントにローカルのePubなど電子書籍のファイルをアップして閲覧できるような展開であった り、もしくはePubというかeBookへのDRM付与の観点でポジションを確立している感のあるAdobeがもっと頑張ってAdobe Digital Editionsの普及に努めるかで大分その辺の環境が変化してくると思います。

残念ながらまだ日本ではこれらのサービスが本格的に展開されるには至っていませんけど、Google eBookstoreが日本でもスタートして、電子媒体のみの書籍、雑誌の宣伝、販売できるよう自分のような立場の会社・個人にもシステム開放してくれる 日をほんと待ち望んでいるわけですが、今日の時点では日本からは書籍の購入もいろいろ制約がある状態...

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そんなこんなで、ちと頑張ってiPhone,iPad,GALAXY TAB,PC環境でGoogle eBookstoreを試してみた結果を書いてみたいと思います。

AmazonではKindleデバイスを持っていないと買えないコンテンツがありますけど、Google eBookstoreはデバイス依存じゃないですから、ここで買った電子書籍はAndroid, iPhone, iPad and iPod touch,Webブラウザ,Barnes & NobleのNook™ やSonの Reader™ で閲覧できるようになる訳で、これにはアマゾンも危機感を持っている...というような報道もちらほら見受けられますね。

iPhone、iPad用のアプリは現時点ではアメリカアカウントが必要な状態、アプリ自体はStanzaやkindleアプリの系統を感じさせる作り。これらのリーダーを使ったことがある方なら操作面で問題になる事はなさそうです。

Google eBookstoreのiPadアプリ

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Google eBookstoreのiPhoneアプリ

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そしてPCのほうはこれまでGoogleBooksで提供していたモノからよりkidle for PCなどのようなビューアーアプリを意識したユーザインターフェースになっていて、ご覧のようにアイコンはすべてのデバイスで統一されているので操作自体 で迷うような事はないですね。

Google eBookstoreのコンテンツをWebブラウザから閲覧

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わたしはBarnes & NobleのNook™ やSonの Reader™は保有していないので、あとはAndroid端末ということでGALAXY TABでアプリのダウンロードをワクワクしながらトライをしたら、あれまぁ全然予想外の展開、なんとアプリが見当たらない...

Google eBookstoreのAndroid端末用のアプリをGALAXY TABでトライしてみたところ

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スクリーンショットも掲載されているし、多分この数日のうちにこの不具合は解消すると思いますけど、一番期待していたAndroid端末で実験できなかったのは泣くに泣けないって感じです(苦笑)

先日今年は「電子書籍元年」ではなく「電子書籍自炊元年」だったのかも...というエントリを書きましたけど、米国の動きと比べると電子書籍を流通させ るという観点において日本はまだまだ発展の余地がありますので、個人がセルフパブリッシングとしてAmazon,Googleを利用できる事も凄いですけ ど、そのインフラやプラットフォームを読者のそのサイトから購入していないコンテンツの保管場所・本棚として利用できるようになってくると冒頭申し上げた ような、出版社が販売物として電子書籍を扱うだけでなく、ホームページやブログのコンテンツのような感じで企業が顧客や社員向けに電子書籍で情報を提供す る場面も増えて来る筈だと考えています。

そういう意味でアマゾンが提唱している「Kindle Singles」という考え方はとっても大事になるはずで、文量が1万~3万語の雑誌の特集と一般的な書籍の中間に当たるボリュームを持ったコンテンツが 電子書籍普及の過程で注目を浴びる日もそう遠くはないと思いつつ、ITmediaの西尾さんも書かれているように、

Kindle Singlesによって、個人、出版社を問わずコンテンツのマーケットインが加速されるとともに、コンテンツのラインアップが増えることが期待される。優 れた(または読み手が一定数存在する)コンテンツが、ブログではなくこうしたプラットフォームで提供される時代も近いのかもしれない。【西尾泰 三,ITmedia】

↑この考えに大きくうなずく私でした。

それにしても早くGoogle eBookstoreのAndroidアプリがダウンロードできないのは私だけだったりしないだろうな(汗

追記です>Android用のアプリは日本からだとmarket-enablerを使って接続 しないと駄目らしいのですけれど、わたしが使っているTABは貸出機でSIMも無し状態なので当面Google eBookstoreのAndroid用アプリのインストールは我慢しておきたいと思います。