INDD 2012 - InDesignユーザーの祭典(2012年7月20日開催)に出演させていただく事になりました

2012/07/04

ホームページ制作にくらべ、電子書籍の制作の現場ではInDesignを触るケースが非常に増えて来ています。

雑誌、印刷物のデータとして提供されるファイル形式としてInDesignで制作されている事案がかなり増えている事と、InDesignはEPUBの書出しに対応している事と、ADPS(Adobe Digital Publishing Suite)を利用したインタラクティブコンテンツを制作する現場においてはInDesign不可欠だからです。

ちなみに、eBookProで発刊した電子書籍アプリ「クラウドおかあさん」もベースになるレイアウトはInDesignでiPhone用とiPad用を作成して、そこから開発工程に持って行って制作しています。

また、eBookProの定番であるJAZZJAPANとMUSICAについても編集部から提供されるデータは基本InDesignで提供され、そこから素材加工や現状はEPUB2での制作を行っていますが、先日谷川さんが書いていたように、この分野にはEPUB3の固定レイアウトでトライする日が来るような気がしています。

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【告知】好評につき「EPUB3技術解説セミナー2」として今度はオーディオ・ビデオ埋め込みと固定レイアウト解説セミナーを28日に開催します!

2012/06/13

先日7日に、eBookPro共催で開催させていただいた「EPUB3技術解説セミナー1(固定レイアウト、フォント埋め込み、ウェブフォント)」は、多くの方にご来場いただき、質疑応答も含め大変濃いセミナー開催することが出来ました、ありがとうございます。

この日使用した200頁を超える境さんのePub3についての資料はこちらからごご覧いただけるようになっています。

また、当日の会場の様子を紹介する映像も急遽作成しましたのでご覧いただければと思います。

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自社サイトとアマゾン連携を実現したハリー・ポッターの電子書籍販売サイト「Pottermore」から学ぶべきこと

2012/03/29

今日は先日当ブログで紹介した、一般社団法人メディア事業開発会議(MEDIVERSE)の

これを聴講してきました。

時を同じくして「ハリー・ポッター」シリーズの専門サイトPottermoreがハリー・ポッターの電子書籍を販売開始しており、Amazon.comもKindle向け電子版の専用ページを公開しています。

MEDIVERSEのセミナーでは、こちらの資料をベースにAmazonについての考察や解説が行われ、

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iBook2とiBooks Author発表も、いまだ日本のiBookStoreは開店休業状態で電子書籍ビジネスとしてはお話しになりませんw

2012/01/20

iBook2とiBooks Authorの話題がやはり盛り上がっておりますが、それ以前に独自拡張ながら固定レイアウト対応したePub形式も日本版iBookStoreが公開されておらず売り物として取り組める環境が整っていないだけにビジネス的な面でお話しにならない寂しい状況あった訳で、

教科書の新しい形としてアメリカの教育事情を踏まえたアップルからのiBook2とiBooks Authorという提案は非常に素晴らしいものですが、結局日本版iBookStoreという販売経路が提供されていないだけに、日本人には今まで以上の拷問状態みたいなもんです(苦笑)

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世界一高額な本「The Birds of America」が電子書籍として販売されることの意味を考えてみる

2011/09/22

昨日twitterのTLから情報仕入れたのですが、英国自然博物館、世界一高額な本「The Birds of America」をiPad電子書籍として発売というニュース。

国内ではシャープがガラパゴスの専用端末の販売を9月末で終了すると発表したりで、電子書籍普及の伸び悩みを伝える記事がこれまたYahoo!のほうに掲載されたりしてたりします。

デバイスの売上であったり、書籍の売上が新たな収益源としてどれだけ膨らむかがやはり多くの人の関心事項だとは思います。ただ先日の震災で電子書籍の機運が少し出てきたように、旧来のアナログ情報ではなかなか伝播できないことが電子であれば簡単に出来てしまうという観点と、その社会的価値としてどう提供するか?という言わば、多くの人に知識を広め、相対的な文化度合いを高めることに貢献していくという短期的な儲け以外のところでの電子書籍の役割もあったりする訳です。

こういう観点で冒頭ご紹介した世界一高額な本「The Birds of America」は1800年代に刊行された高さが1メートルある5冊セットの大型本ということで、当時としても高額だったろうとは思うのですが、この書籍約8億8000万円で落札された実績があって本の価格としては世界最高を記録しているそうです。

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日本の出版社にはアドビの「ADPS」よりアイドックの「Digital Publising SaaS」のほうがジャストフィットするか?

2011/07/12

「国際電子出版EXPO」昨年の出店社数81社から150社に急増した背景には当然昨年の電子書籍元年からの流れがあり、あとこの5月仕様策定されたePub3が日本の電子書籍市場に普及期のきっかけを与えてくれるのでは、、、という期待があるのではと推測しています。

「国際電子出版EXPO」においてはビューワーとしてのハードウエアの紹介もされていましたが、いかにこの電子出版に書籍を流通させるか?という観点では制作環境がどのように整備されていくのか?というのも大事なポイントかと思うのですが、

「国際電子出版EXPO」でオルタナブロガーの成井さんを含むこのお三方によるこんな専門セミナーが開催されてました。

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EPUB3仕様策定責任者Bill McCoy氏 DRMフリーの方向性について語る

2011/07/08

IDPFのEPUB3.0仕様が5月23日に発表され、その策定責任者である
IDPF Executive Director Bill McCoy氏が、日本電子出版協会主催のセミナーでEPUB3.0の概要について話をするとのことだったので谷川さんと一緒に出かけてきました。

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IDPF Executive Director Bill McCoy氏

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日本の電子書籍ビジネスは離陸期に入れるか?

2011/07/07

今日から東京国際ブックフェアと国際電子出版EXPOが開催されるということで、この辺に携わる会社さんの動きが活発で、昨日はイースト(株)さんが縦書きやルビの日本語レイアウトに対応した"EPUB 3.0"対応の電子書籍リーダー「espur」の試作版を無償公開したりしていますね。

今日の日経にもこのタイミングを睨んでだと思いますが、「電子書籍、日本でも離陸期」という記事が載っていましたのでご覧になった方も多いのでは?と思います。

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J・K・ローリングはiBooks1.3の読み聞かせ機能を気に入るか?

2011/06/12

『ハリー・ポッターシリーズ』の作者J・K・ローリングは電子書籍に対して批判的なスタンスを取っていたのは有名なところで、『ハリー・ポッターシリーズ』のWikipediaの記載にも登場するほどです。

1年ほど前にこんなエントリを書いていたわたしですが、


J・K・ローリングがどうも電子書籍擁護派に転じるかも?ってニュースが先日流れていましたね。子供の読みかせ用の本を旅行先に持っていくのを忘れたのがきっかけでこの夏は50冊くらい読むつもりという話らしいです、、、

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雑誌をEPUBで電子化する

2011/05/30


 EPUB3.0も5月23日にIDPFが仕様を確定させた。とはいえ、まだこれに対応したリーダーがないので、新たな仕様は利用できない。

 このもどかしい状況の中、雑誌のEPUBによる電子化の企画、制作に携わった。今回は『MUSICA』という音楽雑誌。これ、ガッツリとボリュームあるインタビュー記事で構成されている雑誌で、若い世代にかなりの人気があるもの。個性的なアーチストが続々と登場している。音楽雑誌とはいえ、かなり文字の量が多く読み物的要素が高いので、EPUB向きだなという判断があった。

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